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| 九州大学大学院の大賀祥治助教授ら研究グループでは、カミナリが鳴るとキノコがよく生えるという、キノコの産地の昔の言い伝えをヒントに、キノコの発生量を増やす実験を行いました。それは、キノコの菌床にカミナリのような高電圧のインパルスをあてるというものです。 |
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2002年10月、NHK「新クイズ日本人の質問」でシイタケの発生を3倍に増やす画期的な方法は?ということで、大賀祥治助教授らの研究が紹介されました。
インカ文明で知られるペルーでは、その時代からシイタケを食べていたことがわかっています。ペルーの人々の間では、カミナリによって、キノコがたいへんよく育つと考えられてきました。その言い伝えをヒントに研究してみたのが、この電気パルスの実験です。
シイタケの菌床に20万ボルトの電気パルスをほんの一瞬流して、1週間後の発生状況を観察。その結果、電気パルスをあてた菌床は、何もしていない菌床に比べ、はるかに多くのシイタケを発生させました。
その理由としては、カミナリの刺激によって、菌糸にひび割れが生じたキノコが、絶滅を防ごうとして、たくさん育ったのではないかと考えられます。
この方法は、枯れた木材に生えるエノキタケやブナシメジにも有効。また、エリンギ・ナメコ・マイタケ・ヒラタケなどでも効果を確認しています。実際のキノコ栽培に応用できる日も間近です。 |
| ▼ 菌糸の比較 |
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▼ シイタケの菌床の比較 |
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| 何もしなかった菌糸 |
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カミナリをあてた菌糸 |
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何もしなかった菌糸 |
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カミナリをあてた菌糸 |
実験装置では、菌床に20万ボルトの電気パルスを送りました。
電流は目に見えませんが、変化は分析装置にはっきりと表れます。 |
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| ▲ シイタケ菌床に電極を挿入 |
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▲ 電気インパルス発生装置 |
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▲ シイタケ菌床に印加 |
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▲ ブナシメジ菌床に印加 |
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| ▲ マツタケ子実体 |
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わが国では、マツタケの生産量を増加させるために、アカマツ林の整備と環境の改善のほか、菌糸蔓延や子実体発生に関する品種間差異の検討が重要といわれています。 九州大学大学院 大賀祥治助教授ら研究グループは、韓国忠北大学校等と共同研究を行い、シイタケで効果が認められているRNA(核酸関連物質)をマツタケに与え、積極的に子実体を発生させる実験を行いました。 |
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| ▲ マツタケ研究成果の韓国TV取材 |
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▲ マツタケ |
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▲ 韓国での講演 |
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